【干瓢の卵とじ】
こちらは栃木県の特産品「かんぴょう」を用いた郷土料理です。
栃木県は、国内のかんぴょう生産量の9割以上を占める程のかんぴょう産地です。
かんぴょうは、ゆうがおの果肉の皮を細長く切ってから乾燥させて作られています。
その栽培の歴史は、江戸時代正徳2年に現在の壬生町に伝わったのが始まりとされています。
現在では宇都宮市、上三川町、下野市、壬生町で主に栽培されています。
この際、上手に剥けなかったかんぴょうがもったいないと汁物に使われたことが「干瓢の卵とじ」の始まりです。
※出典元:農林水産省webサイト