山口県を車で走っていると、道の両脇に黄色のガードレールが広がっています。
ガードレールは普通白色ですよね?
調べてみると、黄色のガードレールは山口県にしかないようです。
ではなぜ、ガードレールが黄色いのでしょうか。
その理由は、1963年に山口県で国民大会が開催されたときに「県の特徴を出すため」にガードレールを県花であり特産物の夏みかん色に塗ることにしたからです。
日本における夏みかんの起源は、江戸時代中期に黒潮に乗って山口県長門市に果実が流れ着き、その種を播き育てたこととされています。
また、その原木は現在、長門市仙崎大日比にあり国指定の史跡及び天然記念物としても登録されております。